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生徒のやる気を引き出す方法は?効果的な指導方法について解説!

こんにちは、Shioriです。

おそらく多くの家庭教師や塾講師の方が直面する問題・・・
それは「生徒のやる気が出ない」「モチベーションが上がらない」問題ではないでしょうか?

 

実際に私も小学生から高校生までの生徒さんに指導する中で、この問題に直面したことが何度もありました。

そこで今回は、私が実際に実践し効果的だった生徒のやる気アップにつながる指導方法についてご紹介していきます!

 

生徒のやる気を引き出す効果的な指導方法について

生徒のやる気を引き出す指導方法と一言に言っても、生徒さんそれぞれに合う・合わないものがありますよね。

ここでは、小学生の女の子から高校生の男の子まで、さまざまな年代の生徒さんに指導してきた私が、世代や性別に関係なく効果的と感じた3つの方法を紹介していきます。

1) 雑談から初めて、少しづつ授業に移行していく

まずは「勉強する」ということを無理に意識させずに、雑談で生徒とのコミュニケーションをとり、緊張をほぐしてから授業に入りましょう。

特に、やらされ感で授業を受けている生徒さんや、勉強が好きではないという生徒さんに対し、無理に授業を意識させようとすることは、逆効果になります。

 

私が実際に行っていた雑談の話題は、

  • 学校で話題になっていることや芸能人について
  • 好きな漫画や歌手について
  • 普段みるテレビやドラマの話

など、勉強とは全く関係ない話題をあえて選んでいました。

 

私が当時担当していた中学生の女の子も、最初はやらされ感から授業に全く乗り気ではなかったのですが、
彼女が大好きだった「ジャニーズJr.の話」から打ち解けることができ、少しづつ自分の苦手教科やつまずいてしまった点などを共有してくれるようになりました。

2) 好きな科目や得意科目から取り組む

科目に対する苦手意識をもっている生徒さんには、勉強での成功体験を持たせてあげることが有効です。

好きな科目や得意科目がある生徒さんの場合、苦手な科目の授業に入る前に、あえて得意科目の授業を行いましょう。

私は過去に、授業の導入として、「計算の早解き対決」を取り入れていたこともあります。

 

ここでのポイントは、得意科目や分野で「自分にはできる!」という自信を持たせてあげること
これにより、苦手科目へ向き合う際のモチベーションも変わってきます。

3) 目標設定をする

目標設定はやる気やモチベーションの向上に最も効果的です。

ただし、高すぎる目標設定は、逆にやる気の喪失に繋がってしまう場合があるため、現実的かつ具体的な目標設定をすることがポイントです。

 

例えば受験学年ではない生徒さんの場合、

  • 「次の中間テストで、学年順位を10位あげる」
  • 「期末テストでは、数学と英語で70点を目指す」
  • 「テストで赤点を取らないようにする」

など、生徒さんや生徒さんご家族と相談しながら目標を設定しましょう。

 

そして大切なのは、設定した目標に向かって生徒さんと教師一緒に取り組むこと!

ご家族との相談にもよりますが、目標達成時のご褒美があると、なおやる気がアップしそうですね(笑)

 

ここまで私が実践してきた指導方法についてご紹介してきましたが、そもそも生徒のやる気・モチベーションが上がらない原因はどこにあるのでしょうか?

生徒のやる気・モチベーションが上がらない原因について

私の経験上、生徒のやる気やモチベーションがあがらない原因は主に5つあります。

ここを意識して指導をすることで、生徒さん一人一人に合った指導方法を見つけやすくなります!

原因1:家族から勉強を強要されている「やらされ感」

おそらくもっとも多いケースではないでしょうか?

「自分はやりたくなかったのに親に無理矢理授業を申し込まれた」そんな場合は、なかなかやる気も上がらないですよね。

大人でも、無理矢理押し付けられた仕事はやる気があがらないですよね(笑)

このような生徒さんには、先ほどご紹介した雑談などを利用して、「授業=楽しい!」と少しでも感じてもらうことから始めましょう。

原因2:勉強が好きではない

勉強大好き!という生徒さんもなかなか少ないとは思いますが・・・

「勉強が好きではない」「勉強することが嫌い」という生徒さんは、やる気も上がりません。

このような生徒さんに対しては、一科目、もしくは特定の科目の中の一部分でもいいので、得意分野を見つけてあげると効果的です。

原因3:科目に対する苦手意識が根付いてしまっている

このケースでは、「どこからわからなくなったか」すらもわからないといった状態が多いです。

「どうせ教えてもらっても理解できない」といった失望感の表れでもありますね。

このようなケースでは、理解できなくなってしまった原因を少しづつ、根気強く探っていきましょう。場合によっては、一学年前まで遡って原因を探すことも必要です。

根本的な原因が掴めれば、少しづつ苦手意識が改善していきます。

原因4:目標がない

「なんのために勉強しているのかわからない」というケースです。

受験生として志望校が決まっている生徒さんと異なり、志望校が決まっていない生徒さんや受験学年ではない生徒さんに多いです。

目標の達成感はやる気アップに繋がります。小さな目標で構いませんので、生徒さんと一緒に考えていきましょう。

原因5:勉強以外にやりたいことがある

授業をしていても勉強以外のことに気がいってしまい、勉強に身がはいらないケースです。

このような時は、授業を始める前に机まわりを片付けることから初めてみると、意外と集中して授業に取り組んでくれることがあります。

 

まとめ

今回は、生徒のやる気やモチベーションがあがらない原因から効果的な指導方法について紹介しました!

大切なのは生徒一人一人と向き合い、それぞれの生徒さんに合った指導方法を探していくことです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。