はじめて鬼滅の刃のアニメを見たとき、主題歌「紅蓮華」の印象はとても強く残りました。切なさの中にパワーを感じるメロディーとLiSAさんの声がフィットしていて、とてもかっこいいですよね。そんな紅蓮華の曲を作ったのが草野華余子さんです。
草野華余子のwikiプロフィールは?
紅蓮華による印税は?
LiSAとの出会いのきっかけは?
この記事ではこんな疑問にお答えしていきます。
クールでミステリアスな雰囲気の草野華余子さん。楽曲提供だけでなくシンガーソングライターとしても活躍されています。紅蓮華以外にも数々のアニメソングを手掛けている草野華余子さんは、いったいどのような人物なのでしょうか♪
そこで今回は「LiSAの「紅蓮華」を手掛けた草野華余子とは?紅蓮華による印税やLiSAとの出会いのきっかけも調査!」と題して、草野華余子さんをご紹介していきます。
草野華余子のwikiプロフィールと経歴
それでは早速草野華余子さんのプロフィール、経歴から紹介していきます。
草野華余子のwikiプロフィール
本名:草野華余子(以前はカヨコとして活動。)
生年月日:1984年2月25日
年齢:37歳(2021年9月現在)
出生地:大阪府
職業:シンガーソングライター、作詞家、作曲家
事務所:CAT entertainment株式会社(2020年~)
学歴:帝塚山学院高等学校、関西大学社会学部
家族:母、父、妹
趣味:アニメ、卓球、ゴルフ
公式SNS:草野華余子 (@kayoko225) / Twitter 草野華余子(@kayoko_ssw) • Instagram写真と動画 カヨコ | Facebook
草野華余子さんの作曲家デビューはなんと5歳のときでした。草野華余子さんは妹と当時とても人気だった音楽番組のごっこ遊びをすることが多かったそうです。
このとき妹に12体のぬいぐるみ全てに歌う歌が必要だと言われて、本当に12曲の楽曲を作ってあげたそうです。草野華余子さんの妹はとても喜んでくれ、草野華余子さんもそれが嬉しくてこの後も妹のために曲をたくさん作りました。
草野華余子さんは幼稚園から高校まで帝塚山学院に通っていました。帝塚山学院には草野華余子さんの思い出がたくさん詰まったグランドピアノが今もあるみたいですよ♪
帝塚山学院高等部音楽コースの出身者には劇団四季の役者さんもいらっしゃいます!音楽教育のレベルの高さが伺えます。
草野華余子の経歴
高校時代は音楽コースを選択していたという草野華余子さん。関西大学在学中は軽音楽部で活躍されていました。この軽音楽部で草野華余子さんは、ポケモンの音楽を多数手掛ける影山将太さん・Limetone Audio(国産ハンドメイドエフェクターブランド)のサウンドデザイナーをされている今西勇仁さんとバンドを組んでいました。
あるとき草野華余子さんが作曲した曲を聴いた影山将太さん・今西勇仁さんは、その曲を世の中に発表することを強く勧めます。この頃の草野華余子さんは一般企業に就職するか音楽の道に進むか迷っていましたが、先輩方に背中を押されて卒業後はシンガーソングライターとしての活動をスタートさせました。
シンガーソングライターとしての草野華余子さんの活躍については、YouTube(草野華余子公式YouTubeチャンネル リンク)で見ることができますのでぜひチェックしてみてくさだい!草野華余子さんが柔らかな声で歌いあげるロックはとても素敵です♪
紅蓮華による印税は?
シンガーソングライターとしてなかなかメジャーデビューに繋がらない辛い時期もあった草野華余子さんですが、徐々にアニメソングの世界で実力が認められていきます。そして2019から2020年にかけては、長年のパートナーであるLiSAさんと共に作り上げた「紅蓮華」がヒットします。
草野華余子さんは紅蓮華の作曲を担当しています。作曲者の収入については、原盤印税・著作権使用料があります。
- 原盤印税:CDやダウンロード販売で売れれば売れるほど増えていきます。
- 著作権使用料:その楽曲が使用されるとJASRAC経由で作曲家に再配分されます。
作曲を担う草野華余子さんにとってこれらの印税収入は、どれくらいになるのでしょうか。実際の数字から予想していきたいと思います。
2019年から第1期の放送がスタートされたアニメ「鬼滅の刃」の主題歌に選ばれた「紅蓮華」はCD売れ数10万枚(2020年6月の集計結果) ダウンロード配信78万件(2020年4月集計)、と各方面で驚異的な数字を叩き出しました。
紅蓮華はシングルCDが通常版が税込1,018円(特装版:税込1,355円)で、ダウンロード配信はMP3が税込1,200円です。CD・配信においてJASRACのルールから算出すると、2020年上旬までの実績だけでも原盤印税は約1千5百万円です。
- CDの原盤印税…¥1,910,550
- MP3配信の原盤印税…¥13,197,600
- CD・MP3配信の原盤印税合計:¥15,108,150
2020年中旬以降はアニメ「鬼滅の刃」の知名度がどんどん上がっていきましたのでCD・配信数もその後さらに伸びていると予想されます。そこにサブスクやカラオケ等の著作権使用料も上乗せされますのでかなりの金額になるはずです。
2021年8月に草野華余子さんが出演したバラエティー番組では、出演者が彼女の印税収入を2億円超と予想している場面もありました。「鬼滅の刃」関連で、ニュース番組やバラエティー番組でも「紅蓮華」をよく耳にします。それらも著作権使用料として関わってきますので印税収入2億円超えも過剰とは言えないかもしれません。
LiSAとの出会いのきっかけは?
草野華余子さんは今まで出会った人たちに助けられてここまで続けられたとよく口にされています。LiSAさんとの出会いもそのひとつでした。
LiSAさんと出会った頃の草野華余子さんは、ライブ活動も休止して音楽の仕事に区切りをつけようとしていました。元々アニメが好きで、コスプレもするしコミケにもよく行くという草野華余子さん。そこで出会った友人のひとりがLiSAさんの当時のディレクターを紹介してくれたことが、LiSAさんと一緒にお仕事をするきっかけとなりました。
草野華余子さんが提出した試作音源に興味を持ったディレクターは、正式に草野華余子さんに曲を依頼します。ここで誕生したのが、草野華余子さんがLiSAさんにはじめて提供した楽曲となる「DOCTOR」です。
LiSAさんとのお仕事が草野華余子さんにとってはじめてのメジャーでのお仕事となりました。当時はまだ大阪に住んでいた草野華余子さん。東京の交通機関にはまだ不慣れだったため、お仕事に遅刻してしまいます。
草野華余子さんが関係者から怒られて落ち込んでいるところに、優しく声を掛けてくれたのがLiSAさんでした。このときLiSAさんから言われた「いい曲をありがとう」という言葉がとても嬉しかった草野華余子さんは、これからもLiSAさんのためにいい曲を書きたいと強く思い、音楽業界に留まることを決意します。
わたしはLiSAに出会って「DOCTOR」という楽曲を提供出来ていなかったら、あの年に音楽を辞めていた。曲も書けなくなっていたし、失声症になってたから。だから、音楽を続けるキッカケをくれた恩人であるLiSAが、どんな大海原でも乗り越えていけるような最強のメロディを書き続けようと心に誓っています
— 草野華余子 (@kayoko225) April 21, 2019
引用:草野華余子公式Twitter
草野華余子さんは誰かのために曲を作るときに、より力を発揮しているように感じました。誰もが認める才能ある彼女ですが、関わってくれた方々のおかげで今の自分があると謙虚に語る場面が多いです。もちろん周りの方が縁を繋げてくれたかもしれませんが、それは草野華余子さんが誰かのために頑張れる人だからだと思います♪
まとめ
今回は「LiSAの「紅蓮華」を手掛けた草野華余子とは?紅蓮華による印税やLiSAとの出会いのきっかけも調査!」というタイトルでお届けしました。
ここにくるまで何度も挫折しそうになることはありましたが、今でもシンガーソングライターとして活躍している草野華余子さん。がむしゃらに自分を表現したいと思った時期もあったそうですが、今はこれまでの挫折やそこから感じたことをメッセージとして伝えていきたいと語っています。
クールな見た目と対照的に優しい言葉を多く発信している草野華余子さん。魅力あふれる彼女だからこそ、たくさんの視聴者の心を動かす曲を作ることができるのだと思います。
それでは今回は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。